デビットカードには、2つの種類があります。。。

2種類のデビットカード

デビットカードと呼ばれるものには、日本ではクレジットカード会社と銀行が提携して、銀行から発行されているブランドデビットカードと、日本の金融機関のキャシュカードがそのまま使えるJ-Debitがあります。

さらに正確に言いますと、この2つの他にローソンデビットというデビットサービスがあります。

ローソンデビットは、J-Debitの縮小版かつローソンで使用できるというサービスで、元々はローソンがJ-Debitに参加する予定だったのが、独自路線に変更して続けているサービスです。

ローソンを頻繁に使う方にとっては、良いサービスだと思いますが、そうでもない方にとっては、J-Debitになると思います。

どのデビットカードも基本的にクレジットカードのような審査はなく、即時決済で決済銀行は、デビットカード発行銀行のみとなっています。

それでは、それぞれのデビットカードを見ていきましょう。

ブランドデビットカード

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まず最初にクレジット会社と銀行が提携して銀行が発行しているブランドデビットカードについてですが、VISAやJCBをはじめ、中国人ご用達の銀聯(ぎんれん)カード、MasterCardなどいろいろありますが、日本で使用されているブランドは、VISAとJCBが多いです。

ブランドデビットカードを選ぶ上で大切なことは、まず、”どのような場所で”、”どれだけの頻度で”、”どのようなものを”買うのかを明確にすることだと思います。

例えば、海外出張が毎月あって、日々の生活に関することにデビットカードを使うとすれば、世界で加盟店数No1のVISAを選択することは必須になるでしょうし、使用を日本国内に限定するのであれば、ブランドよりも、発行会社によって異なる年会費の有無やポイントの還元率、ポイントの種類、カードデザインなどで選ぶことになると思います。

発行枚数的には、日銀調査で2016年12月時点で500万ちょっとであったのが、2017年4月にVISAが500万枚突破の公表を行ったことを考えると、やはりVISAが日本国内で一番にシェアされていると推測されるのではないでしょうか。

また、ブランドデビットカードは、発行金融機関によっては年会費がかかるところがあります。

三菱UFJ銀行を例にとってみると、発行後2年目以降は、年間1,000円+消費税がかかります。

但し、年会費の請求月から翌年の年会費の請求月の前月までの総利用金額が10万円以以上になった場合又は、年会費の請求月の月末日時点で年齢が23歳以下の場合は、年会費が無料になります。

この条件を見る限りでは、日常生活でだいたい毎月8,500円以上デビットカードで支払っていれば実質的には、年会費はかかりませんね。

J-Debit

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次にJ-Debitですが、こちらは金融機関発行のキャッシュカードがそのままレジで支払いに使えるといった優れものです。(カードには、ブランドカードのようなロゴマークは印刷されていません)

日本オリジナルの制度で、歴史的にはブランドデビットカードより古くからあります。

また、ゆうちょ銀行や都銀を始め日本国内の殆どの銀行が発行しています。

しかしながら、使用は日本国内限定で加盟店が少なく、加盟店の業種が家電量販店と保険会社に偏っているところが見られるため、実際使用される頻度や金額は横這いになっています。

消費者アンケートの結果報告によれば、使用場所は、スーパーやコンビニが多い一方、その業種の加盟店が少ないというデータが出ているところからも、この辺りが伸び悩みの原因なのでしょう。

それでも、最近の大型家電量販店では、文具や本まで売っているところもよくあるので、そういったところをよく利用されるのであれば、現金払いと同じ還元率で家電量販店のポイントは付与されるし、お財布代わりになるのでお勧めですね。

■まとめ

デビットカードは、今や世界で一番スタンダードなカードの一つです。

このデビットカードを海外で使用する機会がある場合は、迷わずブランドデビットカードのVISAを選びましょう。

その理由は、使用できる店舗数が断然多いという事情に加えて、海外旅行時のサービスが付いている場合が多く、現地ATMでの現地通貨引き出しができ、場所も多いということからです。

国内のみで使用する場合は、国内でVISAより後発のJCBがポイント、サービス共に頑張っているような感じなので、ポイント、サービス重視であればブランドデビットカードのJCBを扱っている金融業者も十分検討するほうがお得な場合が出てくると思います。

より国内で使用できる店舗数が多いことを重視する場合は、やはりブランドデビットカードのVISAが良いでしょう。

これに加えて日頃からよく利用するJ-Debit加盟店が近くにある場合は、とりあえずJ-Debitが使用できるキャッシュカードを作っておくことをお勧めします。

デビットカードには、基本的に審査が無いので、選択に決めあぐねることがあれば、ブランドデビットカード1枚か2枚プラスJ-Debitを作っておくという選択も良いと思います。

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