要注意!リボ選択は諸刃の剣!!

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■リボ払いとは

クレジットカードを作って今月の支払いがちょっとピンチという時に、とても力になってくれる神さまのような支払い方法が、”リボルビング払い”、いわゆるリボ払いという方法です。

この支払い方法は、大まかに言うと、月々の使用金額に関わらず、一定の金額を設定して月々の支払いは常に設定金額だけ支払っていくというものです。

冠婚葬祭や、不意な事故など不意の出費でカードの支払いが嵩んだ時などは、リボ払いにすると生活費のバランスが安定して日々の生活を楽しく過ごせますよね。

例えば今月はカードで5万円使ったとすると、リボ払いの設定金額を2万円に設定し、今月の支払いは2万円だけで済みます。残りは翌月に2万円、翌々月に1万円と言う感じになります。

このようなとても頼りになる支払い方法ですが、利用すると手数料がかかります。

どれくらいかといいますと、ショッピング枠で年利15%、キャッシング枠で年利17%以上18%未満というところが多いです。

■リボ払いの例

銀行のローンで車とか教育とかいろいろあると思うのですが、だいたい1桁%ですが、正直、この金利は高いと感じますが、先ほどの5万円の例で手数料を計算しますと、

最初の1ヶ月目は
50,000円×0.15/12ヶ月=625円

2ヶ月目は
30,625円×0.15/12ヶ月=382円

3ヶ月目は
11,008円×0.15/12ヶ月=137円

となり、手数料の合計は、1,144円です。

計算方式について
この計算は、月々の返済金額から当月の利息を差し引いた金額を返済元金とする元利定額リボルビング方式と呼ばれる方法に基づき行ったもので、現在のリボ払いで多くの企業が採用しているものです。小数点以下切り捨てです。

この利率を計算してみますと

1,144円/50,000円=0.02288

となり、おおよそ2.3%の利率です。

年利15%は確かに高いと感じますが、月々20,000円でリボ払いをすると、手数料の利率は実はわずか2.3%なんです。安いと感じますね。

それでは、このリボ払いの月々の設定金額を3,000円にしてみると月々の利息はどうでしょうか?

月々3,000円は、余裕すら出てきそうな返済金額ですね。

最初の1ヶ月目は
50,000円×0.15/12ヶ月=625円

2ヶ月目は
47,625円×0.15/12ヶ月=595円

3ヶ月目は
45,220円×0.15/12ヶ月=565円

19ヶ月目は
2,390円×0.15/12ヶ月=29円

で途中を端折りましたが、手数料の合計は、6,411円です。

実質的な利率は、12.8%です。

返済回数3回で完済の時は2.3%と比較して19回の時は12.8%にまで上がりましたね。

そうなんです!、リボ払いの性格は、”1回あたりの返済金額が少ない=支払い回数が長くなる”ほど手数料がどんどん上がるというものです。

■実際のリボ払いシュミレーション

それでは、具体的に月々の返済金額と返済回数について具体例を挙げて見ていきましょう。

50万円を年利15%のリボ払いにした場合の返済回数のシュミレーションを行ってみました。

そのグラフがこれです。

このグラフで注目すべきポイントは、グラフの一番上2つの月々返済金額が3000円や5000円のグラフですが、じわじわ上昇しているのがわかりますね。

上昇していると言うことは、支払いを約束通り行っても残額が減るどころか増えているということです。これは大変です。

だいたい2年で完済するなら、月々25000円は設定する必要があるということですね。

・利息の変化は?

また、支払った利息について見てみますと

補足オレンジ色のグラフは24回で完済しません。

月々の返済額の変化率を見てみますと、低い金額のところで5,000円と10,000円の利息差は18,938円に対し、現実的な所で40,000円と45,000円のところでは9,604円なので、同じ5,000円の差でもおおよそ倍の変化が見られます。

これは、同じ5,000円でも月々の返済金額が少ないポジションを取り続ける場合と元金の1割以上を月々返済に回すポジションとでは、お金の価値が変わっているように見えます。

このように数字から見ていきますと、、リボ返済の月々返済金額は元金の1割程度と考えておけば、1年で完済できるので気分的にも良いと思うのですが、どうしても無理な場合は、その半額で2年を目途に返済するという考え方が良いのではと思います。

・悪魔の囁き

私の友人で実際あった話なんですが、リボ残額50万円と言う時期があって、その時に返済が楽になるように月々4,000円の設定にしませんか?というメールがクレジット会社から来たそうです。

その時は、月々10,000万円にしていたそうですが、私は友人に”変更したら人生終わるよ”と言って説明しながら、友人と”鬼のようなクレジット会社やなぁ”と話していたことがあります。

■まとめ

このようにリボ払いは、生活する上で、経済的にクッションの役目をしてくれる非常に助かるサービスですが、クッションの座り心地が良すぎて長居すると、返ってしんどい状況になってしまいます。

クッションの上に座るのは、ほどほどに。。。

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